「筑紫野市立保育所 保育士」
天本 高博さん(04P)
常に子どもの目線に立って一緒に楽しむことを大切に

保育実習に際し仲間4人で合宿 心に残る付属幼稚園での実習

子どもたちと関わる仕事がしたくて保育士を目指し中村に入学しました。クラスに男子は4人しかいなかったので、男子同士で仲が良く何かと団結していましたね。ハードな保育実習を4人で乗り切ろうと、実習期間に一人暮らしをしている友人のアパートで合宿したことは忘れられません。そこから毎日それぞれの実習先に通い、帰ってきてみんなで夕飯を作って食べたり、その日の出来事を話したり、励まし合ったり。楽しかったですし、仲間っていいなと思いました。私の実習先は付属のあさひ幼稚園で、先生方が厳しい中にも温かく対応してくださったことが心に残っています。「昨日までできていなかったことが、今日はできていたね」など、褒めながら指導していただき自信につながりました。学業と両立させながら軟式野球部と軽音楽部でも活動し、ほんとうに中身の濃い4年間を過ごせたと感じます。卒業後は、筑紫野市の公務員保育士として働いています。新人の頃は、中村で心理学分野の授業を受けていてよかったと思うことが多かったですね。保護者が連絡帳に記す具体的な事例に対して、そこにはどのような保護者の心理が働いていて、それを汲み取った上で保育士がどのように返信すべきかといった学びの数々を反芻しながら保育に取り組んでいきました。

家庭を持ち子どもを授かり公私ともに経験値を高めて

今、勤務している保育所では、以上児(3~5歳)担当のリーダーをしています。3~4歳には箸の使い方を教えたりトイレの補助をしたりなど生活面のフォローが欠かせず、年長(5歳)になると小学校就学に向けて自分で物の管理や身支度ができるよう指導するなど日常生活における自立のサポートが大切になってきます。子どもたちがウキウキするような環境づくりをしつつ、保護者の方と信頼関係を築きながらより良い保育をして小学校入学までつなげていきたいですね。いつも子ども目線で一緒に楽しむことを大切にしてきました。私自身が楽しくなければ子どもたちも楽しいはずがありませんから。保育士のキャリアを重ねて18年。その間に結婚して子どもも授かり子育てを経験し、より保護者の気持ちが分かるようになり親身になってアドバイスできるようになったと感じます。多くの子どもたちの成長を目の当たりにできることがこの仕事の大きな喜びですが、自分も日々成長できているかなと思います。また家庭の多様化が進む中、男性保育士ならではの役割も果たしていけたらとがいる」と思えるような存在であり続けたいと思います。

 

活動内容


筑紫野市には4つの市立保育所があり、正規職員の保育士60余名のうち男性は3名。天本さんは男性保育士のパイオニア的存在でもある。以上児担当のリーダーとして、他の保育士のフォローやクラスの行事のとりまとめなどにも尽力。また体を動かすのが得意なので、子どもたちと一緒に追いかけっこやドッジボール、肩車などアクティブな遊びを楽しんでいる。私生活では家族と過ごす時間を大事にしつつ、草野球チームでも活躍中。