「非常勤講師/ショップ管理」
江﨑 理絵さん(98D)
家庭科のおもしろさを子どもたちへ

家庭科教員をしながら夫婦でショップを経営

家庭科の教員になるのが夢で、大学では教職関係のゼミに所属していました。家庭科は採用が少なく希望していた公立高校は断念したのですが、ご縁を頂いて私立の中高一貫校で10年働きました。その後、子どもがほしいと思っていったん退職し、非常勤講師をしながら子ども服づくりに目覚めたことが、ショップを経営するきっかけになりました。自分の作品だけでなく、手作りをしている知人にも声をかけ作品を集めているので、店内はたくさんの商品でにぎやか。自分の趣味で仕入れ、いっしょに販売しています。こうして手作りのものを販売する仕事を楽しんでいますが、もともとは食べることが大好きで家庭科の学びの中でも専門は「食」。以前勤めていたが学校では食育コースを担当していたので、大学で学んだことを存分に活かすことができたと思います。

「子どもの教育」に一生携わっていきたい

主要な5教科というのはもちろん大切だと思いますが、家庭科は生きていくためにとても需要な教科ということを子どもたちに伝えて「おもしろいな」とか「好きだな」と興味をもってもらうことが私の役割だと思っています。料理をする楽しみや裁縫で一つの作品が仕上がっていく楽しみを知ってもらうことは、家庭科教員としての醍醐味。一度現場を離れましたが、子どもが小学生になったのを機にまた非常勤講師で働くようになり、「子どもの教育」への興味がより強くなっています。教員の仕事にずっと関わっていけたらと考えているので、小学校教員にも興味があり、勉強中です。ショップには毎日いろいろなお客様がいらっしゃいますが、お子さんのいるお母さんからは悩み相談を受けることも。ここでも教員の経験が活きているなと感じており、楽しんでいます。

 

SHOP236
https://shop236.online/


かわいい雑貨やアクセサリーをはじめ、江﨑さんご夫婦がセレクトしたおしゃれな子ども服が所狭しと並ぶ魅力的な場所。赤ちゃんから大人用まで様々な商品があり、時間を忘れて楽しむことができます。