「Personal Photo Works SKIP」
代表 山内 真一さん(06B)
見返したときに心が跳ねるような一枚を残したい

銀行勤めから一転、写真館に驚きの転職

学部ではマーケティングのゼミに所属していたので、経営や経済の仕組みについて研究してきました。卒業後にまず就職したのは銀行。でも、子どものころから写真が好きでカメラを持ち歩いていたり、大学時代には映画製作同好会に所属していたり…と、昔から傾向はあったと思います。銀行員時代も広報物などを制作する際はカメラ係として活躍し、同僚が転勤する際には、写真や映像を編集して記念にプレゼントするのが趣味に。とても喜んでもらえるので、次第に「これを仕事にしたい」という思いが強くなり、ついには転職してカメラマンになりました。もちろん未経験からの転職は大変でしたが、専門学校で画像編集のソフトを勉強し、写真館に就職。卒業アルバムを作る写真館だったので、幼稚園から専門学校まで、様々な年齢の子どもたちを撮影し、楽しかったです。

お客様一人ひとりに寄り添うカメラマンに

写真館で6年勤めた後、「もっと一人一人のお客様と長くお付き合いをしていきたい」という思いで独立することにしました。独立後すぐに結婚したのですが、そんな私を信頼し背中を押してくれた妻には感謝しています。現在は独立して3年目ですが、好きなことを仕事にできているので苦労はまったく感じず、気づいたら撮影ばかりしている毎日です。子どもが産まれたばかりなので、我が子の撮影も楽しんでいます。今は働き方も多様化していますし、自分の可能性を広げるのは自分しかいません。中村の後輩達にもまずは何でも行動に移してやってみることの大切さを伝えたいです。

 

山内さんの活動内容


家族写真やイベント撮影などを行うフリーランスのカメラマンとして活動。屋号である「Personal Photo Works SKIP」の「Personal」には「一人ひとりに寄り添っていく存在でありたい」という思い、「SKIP」には「写真を見返したときに一瞬にして当時の記憶がよみがえり、心が跳ねるような気持ちになる写真を残したい」という思いが込められている。https://photo-skip.com/